名古屋港で釣れた魚は食べられるか?【結論:食べられるけど、刺し身はNG】
こんにちは、あっきーです。
今回は「名古屋港の魚は食べられるのか?」を実体験を踏まえてお答えしていきたいと思います。
本記事をおすすめする人
- これから名古屋港へ釣りに行こうと思っている方
- 名古屋港で魚が釣れたけど、食べられるか心配
上記のような方は、本是非を記事ご覧くださいね。
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今まで名古屋港で様々な魚を釣って食べました。
そんな私が、名古屋港で釣れた魚を食べてみた感想をお伝えして行きたいと思います。
名古屋港で釣れた魚は食べられるのか?
結論だけ先に伝えとくと、食べられます。
しかし、「美味しく食べれますか?」と聞かれると「魚と食べ方を選びましょう。」と答えます。
魚によって、釣れる時期や食べる物、住処が異なるので、水質の影響の受けやすさが違います。
その為、魚種によって食べ方を注意する必要があるのです。
食べた感想
実際に食べた魚を一覧にして、魚を食べた感想を個別に書いていきます。
釣りたい魚や食べたいと思っている魚の部分を確認しましょう。
食べた魚一覧
- シーバス
- ハゼ
- クロダイ
- カサゴ
- マゴチ
- クロソイ
- アナゴ
- うなぎ
- タコ
食べた魚はこんな感じ。
それでは、細かく見て行きましょう。
シーバス
シーバスは、私のメインターゲットであるが故に、食べる機会が多い魚の1つ。
ボートでも良く釣れ、一般的には焼いても刺し身でも、非常に美味しい魚。
しかし、名古屋港で釣れたシーバスは臭みが強く、刺し身で食べるには向きません。
実際に何度か挑戦しましたが、刺し身の奥に水の臭みを感じます。
醤油やわさびを沢山付けても、「うん、なんか臭いな」って感じです。
なので、釣れたら皮を引いてから揚げでいただきます。
身がふわふわで柔らかく、タルタルソースにつけて食べると最高です。
とは言え、河川の上流や水質がとても悪い工場付近や小型の河川ですと、から揚げでもムリな気がします。食べるのは、港湾か最低でも河口付近(1km以内)で釣れたシーバスだけにしましょう。
ハゼ
ハゼは手軽に釣れて、食べて美味しい魚です。
特に、天ぷらはキスにも劣らないと言えるでしょう。
実際に、名古屋港の河口付近(新川や庄内川)で釣れたハゼを天ぷらで食べましたが、とても美味しかったです。
きちんと内蔵を取り、天ぷらにしてしまえば、全く臭みは感じませんでした。
クロダイ
クロダイは、名古屋港でも落とし込みなどで狙う人の多い魚の1つ。
その味は、鯛と遜色ないと言う人もいるでしょう。
しかし、名古屋港で釣れたクロダイはクセが強く、刺し身で食べるのはおすすめしません。シーバス同様に、刺し身の奥に水の臭みを感じます。
クロダイは、温排水に居着くことも多いため、より水質の悪いポイントに生息している場合が多く、水質の影響を受けやすい魚といえるでしょう。
名古屋港で釣れた、シーバスとクロダイのお刺身です。美味しそうに見えますが、臭かったです(泣)
個人的には、「食べてもから揚げかな」という感じです。
カサゴ
カサゴもエサで良く釣れる魚ですね。
大きいものは、煮付けなどにして美味しい魚です。
名古屋港で釣れたカサゴも煮付けなどにして食べましたが、普通に美味しかったです。
だめもとで食べてみましたが、「以外といけるじゃん」という感想です。
しかし、もしかしたら個体差があるかも?
マゴチ
マゴチは、刺し身がとても美味しい高級魚。
ルアーで狙っていると名古屋港でもたまに釣れることがあります。
食べた感想は、刺し身でも普通に美味しい。
釣れるたびにいただきますが、名古屋港以外も含めて、マゴチでハズレを引いたことがありません。
海底がヘドロとかじゃなければ、持って帰ってお刺身にできます。
クロソイ
クロソイは、根魚の一種で、ワームでボトム引いてるとたまに釣れます。
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たまにしか釣れないので、2回ほどしか食べたことが無いですが、刺し身で食べて美味しいかったです。
「へぇ〜こんな味なんだ!」が感想です。カサゴに似てるかな?
大きめのクロソイが釣れたら持って帰って食べてみよう。
アナゴ
アナゴは、エサでぶっこみをしていると釣れます。
回転寿司などで、目にすることが多い魚ですが、食べるととても美味しいです。
天ぷらで食べましたが、めちゃ美味しかったです。(※画像右側)
また、釣れたら食べたい魚の1つです。しかし、捌くのが少し大変。
うなぎ
うなぎは、新川が有名です。
掘ったミミズで簡単に釣れるので、食べてみました。
結論:きつい
見た目は美味しそうですよね。笑
しかし、泥抜きがうまくいかなかったせいもあるかもですが、皮が臭いんですよね。
あとは、調理もイマイチだったかも。グリルでもっと身の油を落とすべきでした。
新川で釣って持って帰っている方も多く「美味しく食べている」とのことでした。個人的には、「嘘だろ!?」という感じですが、泥抜きと調理をきちんとしたら、美味しく食べれるみたいです。
うまく調理できる自身があるなら、食べてみては?
タコ
名古屋港でも狙うと割と釣れるタコ。スーパーで買うと高いので、釣れたら食べたいところ。
タコは、湯でてお刺身で頂きましたが、「めちゃくちゃうまい」。
うまく調理すれば、新鮮で市販のより圧倒的に美味しいです。
塩でぬめりをきんと取れば、臭みなく美味しく食べることができます。
おすすめの食べ方
という訳でここからは、おすすめの食べ方をご紹介します。
と言っても、単純に「天ぷらとから揚げ」なんですけどね。
コツは、皮はなるべく剥ごうです。
皮が、臭かったりするので。(普通、皮が美味しいんですけどね・・・)
から揚げは、市販のから揚げ粉をまぶして・天ぷらは天ぷら粉に浸けるだけなので、簡単でおいしく仕上がります。
から揚げは、タルタルソースに浸けて食べるともうフィレオフィッシュのあれです。
天ぷらは、お塩を付けてお酒のつまみに最高です。
食べる際の注意点
食べる際の注意点を一覧にしました。
- なるべく早く食べよう
- 冷やして持ち帰ろう、死んだら冷やす
- 内蔵や血合いは綺麗に取り除く。
- 大型魚(シーバスやマゴチ)はきちんと血抜きをしよう。
- 釣れた場所の水質や環境に注意しよう。
上記の通り、魚を傷ませないことも美味しく食べる上で大切なこと。これは、どこで釣った魚でも言えることでしょう。
また、温排水や小規模河川、大きな工場の近くなど釣れた場所の環境に注意しましょう。単純に「ここのはムリだな」と本能でわかるはずですが、念の為。
夏の梅雨時期など水質が悪いタイミングなども注意が必要です。
知多半島で釣れた魚は食べられるのか?
補足として、知多半島で釣れた魚も食べれるのか答えておきます。
結論:知多半島は、名古屋港よりはだいぶまし。
食べた感想
知多市にある新舞子マリンパークの釣り施設で釣れたシーバスやマゴチは、血抜きして頂きましたが絶品でした。
もちろんアタリ・ハズレはありますが、「知多半島で釣れた魚なら刺し身もあり」という印象です。
もちろん、キスなど天ぷらでいただくのも最高です。
お刺身で食べたい場合は、こういった物を準備しておくといいかもですね(^^)
という訳で、以上です。
是非、名古屋港や知多半島で釣れた魚を食べてみてくださいね。