サワラキャスティングおすすめリール【シマノ編】人気モデルと番手の選び方
サワラキャスティングではリール選びが重要です。本記事ではシマノ製でサワラキャスティングに最適なリールを端的に解説します。
「初めての一台」から「買い替え候補」まで、実釣で使いやすいリールや人気モデル、コスパのいいモデルなどをご紹介します。
この記事がおすすめの方
- これからサワラキャスティングを始めたい方
- 最適なリール選びに迷っている方
- シマノ製リールで失敗しない選び方を知りたい方
- 初心者でも扱いやすいシマノのモデルを探している方
- 買い替えで耐久性・コスパの良いリールを探している方
本記事の執筆者

あっきー
– 執筆者 –
» 釣果はこちら(Instagram)
サワラキャスティングは大好きな釣りの1つで、秋の本シーズンは通っています。
目次
- サワラキャスティングとリール選びの重要性
- サワラキャスティングリールの選び方|番手・ギア比・ドラグ性能
- サワラキャスティングおすすめシマノリール5選
- ロッドやラインとの相性(タックルバランス)
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
サワラキャスティングとリール選びの重要性

サワラは青物の中でもスピードとパワーに優れた回遊魚で、キャスティングゲームでは一瞬のチャンスを確実にものにすることが重要です。
そのためには比較的性能が高いリールが必要です。
特に船上からのキャスティングでは、ナブラ撃ちや群れの進行方向への素早いキャストが求められ、軽量で操作性の高いリールが釣果に直結します。
また、サワラの強烈な突進やジャンプに耐えるためには、強いドラグ性能と安定した巻き取り力が必要です。
リールの性能が不十分だと、せっかくヒットした大型サワラもラインブレイクやバラシにつながるリスクがあります。
逆に最適なリールを選べば、キャスト精度・ルアー操作・ファイトすべてにおいて大きなアドバンテージを得られます。
サワラキャスティングリールの選び方|番手・ギア比・ドラグ性能

サワラキャスティングでは4000〜5000番クラスのスピニングリールが標準。船上からのキャストにちょうど良いサイズ感で、軽快さとパワーのバランスが取れています。
ギア比はハイギア(HG)〜エクストラハイギア(XG)がおすすめ。サワラの回遊スピードに対応でき、ナブラ撃ちでも即座に巻き取りが可能です。ローギアはパワーはあるもののスピード不足で不向きです。
ブリなどの大型の回遊魚が掛かることも多いため、ドラグ性能も重要で、最大10kg前後のドラグ力を備えたモデルなら大型サワラやブリの突進にも安心。さらに滑らかなドラグ性能があることで、ラインブレイクを防ぎファイトを有利に進められます。
メインは、4000XGで考えておきましょう。
シーバスやサーフゲームなど他のルアーフィッシングでも使える汎用性の高いモデルです。
サワラキャスティングにおすすめのシマノリール5選

サワラキャスティングで実績あるシマノの人気スピニングリール5選をご紹介します。
耐久性・巻き心地・軽量性のバランスに優れたモデルを厳選しました。
リール一覧
- ① 22ステラ(4000XG・C5000XG)
- ② 24ツインパワー(4000XG・C5000XG)
- ③ 23ストラディック(4000XG・C5000XG)
- ④ 25アルテグラ(4000XG・C5000XG)
- ⑤ 23ヴァンキッシュ(4000XG・C5000XG)
① 22ステラ(4000XG・C5000XG)
スペック表
品番 | ギア比 | 実用ドラグ力 / 最大ドラグ力(kg) | 自重(g) | スプール寸法(径mm / ストロークmm) | 糸巻量(PE号-m) | 最大巻上長(cm / ハンドル1回転) | ハンドル長(mm) | ベアリング数(BB / ローラー) | 本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
4000XG | 6.2 | 6.0 / 11.0 | 260 | 52 / 19 | PE1.5-400、2-300、3-200 | 101 | 57 | 12 / 1 | 96,000 |
C5000XG | 6.2 | 6.0 / 11.0 | 265 | 52 / 19 | PE2-350、3-240、4-170 | 101 | 57 | 12 / 1 | 96,000 |
※横にスクロールできます
シマノスピニングの最高峰22ステラ。インフィニティクロスによる圧倒的な巻き心地と耐久性で、サワラキャスティングのような高速回収やファイトにも余裕を持って対応します。
繊細なルアー操作からパワーファイトまで、すべてを高次元でこなせる万能リールです。
おすすめシーン:最高の性能を求める上級者、信頼性重視で長く使いたい方
公式サイト:シマノ公式サイト
② 24ツインパワー(4000XG・C5000XG)
スペック表
品番 | ギア比 | 実用ドラグ力 / 最大ドラグ力(kg) | 自重(g) | スプール寸法(径mm / ストロークmm) | 糸巻量(PE号-m) | 最大巻上長(cm / ハンドル1回転) | ハンドル長(mm) | ベアリング数(BB / ローラー) | 本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
4000XG | 6.2 | 6.0 / 11.0 | 260 | 52 / 19 | PE1-490、1.5-320、2-240 | 101 | 57 | 9 / 1 | 56,000(税別) |
C5000XG | 6.2 | 6.0 / 11.0 | 265 | 52 / 19 | PE1.5-400、2-300、3-200 | 101 | 57 | 9 / 1 | 56,000(税別) |
※横にスクロールできます
高剛性×上質な巻きのバランスが光る24ツインパワー。サワラの速い展開に対応しつつ、シビアな操作もこなしやすい万能機です。
おすすめシーン:ハイエンド未満で妥協したくない中〜上級者のメイン機に
公式サイト:シマノ公式(ツインパワー)
③ 23ストラディック(4000XG・C5000XG)
スペック表
品番 | ギア比 | 実用ドラグ力 / 最大ドラグ力(kg) | 自重(g) | スプール寸法(径mm / ストロークmm) | 糸巻量(PE号-m) | 最大巻上長(cm / ハンドル1回転) | ハンドル長(mm) | ベアリング数(BB / ローラー) | 本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
4000XG | 6.2 | 6.0 / 11.0 | 275 | 52 / 19 | PE1-490、1.5-320、2-240 | 101 | 57 | 6 / 1 | 30,300 |
C5000XG | 6.2 | 6.0 / 11.0 | 290 | 52 / 19 | PE1.5-400、2-300、3-200 | 101 | 57 | 6 / 1 | 31,000 |
※横にスクロールできます
価格と性能のバランスに優れた23ストラディック。十分な剛性と巻きの軽さで、初〜中級者の最初の一台/買い替えにも好適。
おすすめシーン:初心者・コスパ重視でしっかり使える一台を探す方
公式サイト:シマノ公式(ストラディック)
④ 25アルテグラ(4000XG・C5000XG)
スペック表
品番 | ギア比 | 実用ドラグ力 / 最大ドラグ力(kg) | 自重(g) | スプール寸法(径mm / ストロークmm) | 糸巻量(PE号-m) | 最大巻上長(cm / ハンドル1回転) | ハンドル長(mm) | ベアリング数(BB / ローラー) | 本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
4000XG | 6.2 | 6.0 / 11.0 | 270 | 52 / 19 | PE1-490、1.5-320、2-240 | 101 | 57 | 5 / 1 | 20,900 |
C5000XG | 6.2 | 6.0 / 11.0 | 285 | 52 / 19 | PE1.5-400、2-300、3-200 | 101 | 57 | 5 / 1 | 21,500 |
※横にスクロールできます
シマノ中級機の代表格25アルテグラ。価格を抑えながらもHAGANEギア・Xプロテクトを搭載し、サワラキャスティングにも十分な性能を発揮します。
おすすめシーン:初心者・コストを抑えつつ信頼できるリールを選びたい方
公式サイト:シマノ公式(アルテグラ)
⑤ 23ヴァンキッシュ(4000XG・C5000XG)
スペック表
品番 | ギア比 | 実用ドラグ力 / 最大ドラグ力(kg) | 自重(g) | スプール寸法(径mm / ストロークmm) | 糸巻量(PE号-m) | 最大巻上長(cm / ハンドル1回転) | ハンドル長(mm) | ベアリング数(BB / ローラー) | 本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
4000XG | 6.2 | 6.0 / 11.0 | 200 | 52 / 19 | PE1-490、1.5-320、2-240 | 101 | 57 | 11 / 1 | 64,500 |
C5000XG | 6.2 | 6.0 / 11.0 | 205 | 52 / 19 | PE1.5-400、2-300、3-200 | 101 | 57 | 11 / 1 | 65,000 |
※横にスクロールできます
軽量化と高感度を極めた23ヴァンキッシュ。疲れにくさと操作性に優れ、サワラの高速展開にも抜群のレスポンスを誇ります。
おすすめシーン:軽さと感度を重視したいアングラー、長時間のキャスティングゲームに
公式サイト:シマノ公式(ヴァンキッシュ)
という訳で5つのリールを紹介しました。
どれもいいリールなので、お気に入りの1台を選びましょう。
ロッドやラインとの相性(タックルバランス)

サワラキャスティングではリールだけでなくロッドやラインとのバランスが非常に重要です。リールの番手やギア比が最適でも、ロッドの硬さや長さ、ラインの太さが合っていなければ本来の性能を発揮できません。
4000〜5000番クラスのリールには、8フィート前後のキャスティングロッドが相性良く、軽快なキャストとファイトを両立できます。特にMHクラス(ミディアムヘビー)のロッドであれば、サワラの強烈な走りにも対応しやすいです。
下記記事でおすすめのロッドもまとめていますので、ぜひご覧ください。
【まとめ】サワラキャスティングおすすめロッド10選

サワラキャスティングで釣果を伸ばすには、ロッド選びがとても重要です。この記事では、初心者でも迷わないロッドの選び方を解説し、さらにおすすめロッド10選を厳選してご紹介します。これからサワラキャスティングを始めたい方や、買い替えを検討している方はぜひ参考にしてください。
ラインはPE1.5〜2号が目安。4000番ならPE1.5号で軽快なキャストを重視、C5000番ならPE2号で大型狙いや風の強い状況に対応する、といった使い分けがおすすめです。
上記リールにPE1.5〜2号を巻く場合、下巻きが必要となるケースがあります。
詳しくは、下記記事をご参照ください。
【初心者必見】リールへの下巻き方法を解説

リールにPEラインを巻く際に、下巻きが必要なのをご存知ですか?本記事では、下巻きの概要説明から、下巻きの必要性、実際の巻き方を写真付きで解説します。釣り初心者の方やこれから本格的に釣りを趣味にしたい方は、是非この機会に下巻きの方法を覚えましょう。
このようにリール・ロッド・ラインの3点セットで最適化することで、キャスト精度やルアー操作性が向上し、ヒット後のファイトも安定します。
よくある質問(FAQ)

ノーマルモデルとSWモデルはどちらがいいですか?
サワラキャスティングでは必ずしもSWモデルは必要ありません。通常モデルでも十分対応可能です。ただし大型青物を兼ねる場合や耐久性を重視する方はSWモデルを検討すると安心です。
ギア比はHGとXGのどちらを選べばいいですか?
広範囲をテンポよく探りたいならXG(エクストラハイギア)、巻きの安定感を重視するならHG(ハイギア)がおすすめです。サワラは高速リトリーブが有効なため、XGを選ぶ方が多い傾向にあります。
サワラキャスティングにPEラインは何号がおすすめですか?
一般的にはPE1.5〜2号が基準です。遠投性能を重視するなら細め(1.5号)、大物や根ズレ対策を重視するなら太め(2号)を選ぶと良いでしょう。
シマノとダイワ、どちらのリールが良いですか?
どちらも高性能で信頼性が高いため、正直好みの部分が大きいです。使い慣れたブランドで選んで問題ありません。
3000番でも問題ないですか?
サワラキャスティングには基本的に4000〜5000番が推奨です。3000番でも軽量ルアー中心なら使用可能ですが、ラインキャパやパワーが不足しがちなので安心感を求めるなら4000番以上を選びましょう。
まとめ

サワラキャスティングにおいて、リール選びは釣果を大きく左右する重要な要素です。
ぜひ、自分のスタイルや予算に合った最適な一台を見つけてください。
1mを超えるような、大きなサワラが釣れるといいですね!!
関連記事を読む
【まとめ】サワラキャスティングおすすめロッド10選

サワラキャスティングで釣果を伸ばすには、ロッド選びがとても重要です。この記事では、初心者でも迷わないロッドの選び方を解説し、さらにおすすめロッド10選を厳選してご紹介します。これからサワラキャスティングを始めたい方や、買い替えを検討している方はぜひ参考にしてください。
【保存版】サワラキャスティングにおすすめルアー10選

サワラキャスティングではルアー選びが釣果を左右します。どのルアーを使えばいいか迷う初心者に向けて、おすすめルアー10選を厳選紹介。ミノーやブレードなど種類別の特徴や選び方のポイントをわかりやすく解説しました。これから始める方はぜひご覧ください。