【結論】エイガードはいらないのか?(答え:ポイントと季節による)
こんにちは、あっきーです。
今回はウェーディングゲームの際に「エイガードが必要か?」を解説していきたいと思います。
- ウェーディングを始めたいけど、エイガードは必要?
- エイガードいらないって聞いたけど本当!?
- エイガードって意味があるの?
こういった疑問に答えていきます。
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シーバス釣りが好きでウェーディングゲームで狙うことが多い私が、「エイガード」が必要かどうか?を解説していきたいと思います。
それでは、見ていきましょう!!
エイガードはいらないのか?
単純にエイが滅多に出ないような場所や季節では必要じゃないし、エイが出る可能性が高ければ着用したほうがいい。とてもシンプルかなと思います。
じゃあ、どんな場所や季節では着用しなくてよくて、どんな場所で着用すべきなんでしょう?
エイガードを着用しなくていい条件
- ①水が透き通って足元がよく見える
- ②水深30cmくらいしか入らない
- ③エイが深場に戻る12月〜2月の間
- ④日本海側のエイが少ない河川
- ⑤河川の上流域でのウェーディング
上記の2つ以上の条件がそろっていれば不要かなと思います。個人的には、結構少ないんじゃないかな?と思います。
詳しく解説していきます。
①水が透き通って足元がよく見える。
こちらに関しては、「単純に見て避けろ」ってことです。
そもそも遭遇する時点で着用した方がいいですが、水がクリアな場所や時期だと単純にエイが少ない場所であることが多い。なので用心していれば、なくてもいいと思います。
②水深30cmくらいしか入らない
エイは水深10cmくらいの浅瀬にも身を潜めていることがあります。しかも、砂に潜って身を隠してるいる場合もあり、視認できない場合もあります。(下記参照)
アカニシ以外にも色々と観察できたのですが、一番驚いたのはエイ(多分アカエイ?)がいたこと。
干潟に取り残されたアカニシやらツメタガイやらを探していたこともあって、同行者に「そこにエイがいるから気をつけて!」と言われるまで気づきませんでした…。(ヤマノ) pic.twitter.com/ybsGW7qn2F— 山と溪谷社いきもの部 (@Yamakei_ikimono) May 10, 2021
しかしエイは警戒心が高く、基本的には向こうから逃げてくれます。そのため、深く立ち込まない場合はエイに認識されやすく、刺される確率が低いと言えます。
なのでウェーディング時は、浅瀬でもガツガツ歩かず、ゆっくりと”ずり足”で歩行しましょう。
③エイが深場に戻る12月〜2月の間
エイは3~5月に交尾して5~9月ごろの夜間に内湾の浅い場所や汽水域に稚魚を生みます。なので3月〜9月の時期は、特にエイに遭遇しやすい時期なので気をつけなければなりません。
また、比較的温かい海の内湾や沿岸部の浅場、河口部などの砂泥底に生息し、水温が下がりきらないような場所では10月、11月もエイを目撃することがあります。
しかし上記の時期を除けば、エイに遭遇する機会も少ないです。
④日本海側のエイが少ない河川。
エイは水温が安定している太平洋側に多く、日本海側の個体数は少ないと聞きます。
実際に福井県の九頭竜川でシーバスゲームを楽しむ知人の方は、「エイガードをつけない」と言っていました。ほとんど見ないとか。羨ましい。
⑤河川の上流域でのウェーディング
河川の規模にもよりますが、河口から10kmほど離れた場所では塩分濃度が低くなり、エイが遡上してくる可能性が低いです。
遭遇する可能性も0ではありませんが、上流域でのウェーディングの場合は不要かなと思います。
エイガードを着用すべき条件
- 着用すべき条件は、上記のエイガードを着用しなくてもいい条件以外の全ての場所です。
理由:エイに遭遇して、刺される危険性が高いから。
こればかりは仕方ないですね。危険を冒してまで、ウェーディングしなくてもいいんじゃないか?と思います。
詳しく解説します。
少なくとも、僕の知る限りでは下記のエリアの河口域では「必須」です。
他の場所は詳しくありませんが、少なくともエイの分布は「日本全土」なのであった方がいいですね。(残念)
因みに自身のメインフィールドである愛知県の海では、夏にエイを見ない日の方が少ないのでは?という感じです。笑
なので特に太平洋側のアングラーは、基本着用すべきと思います。目の前をエイが通過していくと普通に怖いですし。また夏場になると特にエイとの遭遇率も増えるし、水も濁るため浅瀬でも注意が必要です。
補足
1点だけ補足しますが、僕自身はエイに刺される危険があるなら、基本的には着用すべきだと思っています。しかしながら、1%以下のような確率の場合でも、わざわざ高価なエイガードを購入し着用する必要があるのか?という意見を考慮して記事を執筆しています。
エイガードって意味があるの?
おすすめエイガードについては、こちらの記事をご覧ください。
» 【まとめ】おすすめエイガード5選(ウェーディングゲームを安全に)
ここからは、エイガードの種類と防御レベルについて解説します。
エイガードには、3種類あります。
- ①外付けのハード素材
- ②特殊繊維のソックスタイプ
- ③電気でエイを寄せないアクティブタイプ
1つずつ解説します。
①外付けのハード素材
ウェーディングシーズンに向けて外付けエイガードのフィッティング。
可動域的にしゃがめないんですけど、それが普通??😅
大阪湾でも年々増殖傾向でインナータイプだけだと不安になってきたので併用する予定。。 pic.twitter.com/87785T89kc— もりぞー (@morizo57) May 6, 2020
こういうのです。
ハードのプラスチック素材のため、防御力は高い。実際に「このエイガード守られた。」というツイートも目にしたことがあります。また外付けタイプなので、同時にウェーダーも守ることができます。
しかし、その一方で柔軟性に欠け、しゃがむのが困難というデメリットも存在します。
②特殊繊維のソックスタイプ
おはようございます😊ウェーディングなされるアングラー様🌊エイガードしっかり活用してますかぁ⁉️今年は例年にない異常発生している気がします😣くれぐれもお気をつけて釣行楽しみましょう👍 pic.twitter.com/inYzIqblIs
— m.katsuta (@mk19670912) May 28, 2020
これは、私自身も使っているものです。ウェーダーの内側に履くことができるので、柔軟性も損ないません。これに3回も守られたという方がいました。ちょっと刺されすぎだろ・・・。
しかし、エイの針を完全に防げる訳ではなく、あくまでも軽減させるイメージです。そして値段が高い。
エイガードを買いました!
しなやかで履き心地が良いです。
実戦投入が楽しみ。ステンレス内蔵インナーブーツ
SUS-K RAYS pic.twitter.com/38u1C3q4Ag— strange man (@strange53749643) July 5, 2022
最近だと、ソックスタイプでこんなエイガードが出てきました!!
ステンレス板が内蔵されて高い防御力を持ちつつ、曲げやすさなどの柔軟性を損なわないように設計された優れものです。ほしい。
③電気でエイを寄せないアクティブタイプ
アクティブエイガード 、買いました!淀川のエイに刺される危険を少しでも減らしたいですね。 pic.twitter.com/95aX2VZRFW
— あり (@y6pbCCdSNRXlFI0) July 12, 2018
電極を水中に入れて電気を流すことで、エイを寄せ付けないようにするものです。
取り扱いに注意が必要なことに加え、「戦闘モードのエイにはあまり効果を感じない。」と使用している方から聞きました。
なので、無いよりはいいけど過信は禁物です。エイガードと思わない方がいいかも?
まとめ
という感じで、エイに刺される危険がある場所ではエイガードを着用しましょう。
必要に応じてエイガードを導入し、安全にウェーディングゲームを楽しみましょう。