Written by あっきー

【2025年最新版】イカメタルロッドのおすすめ10選|初心者〜上級者まで対応!

オススメ 釣具

夜の海に船で出て、光に集まるイカを狙う「イカメタルゲーム」は、手軽さとゲーム性の高さから年々人気が高まっています。

釣果を大きく左右するのが、操作性や感度に優れた専用ロッドの存在です。各メーカーから多種多様なモデルが発売されており、どれを選べばよいか迷ってしまう方も多いはず。

そこで本記事では、2025年版のおすすめイカメタルロッドを初心者から上級者まで幅広く厳選してご紹介。選び方のポイントやシーン別の選定基準も詳しく解説しますので、これからイカメタルを始めたい方も、買い替えを検討中の方もぜひ参考にしてください。

特に聖地の福井県”若狭湾”やその近海で釣りをするイメージで選びました。

もくじ

イカメタルロッドの選び方|失敗しない4つのポイント

イカメタルロッドの選び方|失敗しない4つのポイント

イカメタルロッドを選ぶ際には、以下の4つのポイントを押さえることが重要です。

選ぶポイント

  1. イカメタルの仕掛けの種類
  2. 使うリールの違い
  3. ロッドの調子の種類
  4. ロッドの長さ

解説していきます。

1.イカメタルの仕掛けの種類

まず抑えておいてほしい「イカメタルの仕掛け」についてお話しします。

イカメタルの仕掛けは大きく分けて2種類あります。

イカメタルの仕掛け

  • メタルリグ(オバマリグ):鉛スッテと浮きスッテで狙う
  • オモリグ:おもりとエギで狙う

メタルリグ(オバマリグ)をいわゆる”イカメタル”と呼ばれることが多い傾向がありますが、2つ合わせてイカメタルゲームです。

メタルリグは、メタルスッテ(鉛スッテ)を使って真下に落とし、アクションで誘う釣り方。一方、オモリグは重りを使ってエギを遠投し、広範囲を探る釣りです。オモリグは潮が早い場合やより大きいイカを狙う際に使われる場合が多く、重たいオモリを使用する可能性もある為、ロッド設計も異なります。

2.使うリールの違い

続いて、使うリールの違い。

  • ベイトロッド:ベイトリールを着けて使用する。
  • スピニングロッド:スピニングリールを着けて使用する。

どちらでもイカメタルゲームを行うことができますが、カウンター付きがあり手返しの良いベイトリールがよく使われることから「ベイトロッド」がおすすめです。

スピニングロッドは、キャストやドラグ性能が必要な”オモリグ”の仕掛けで釣りをする場合に使われることが多いです。

3.ロッドの調子の種類

続いて、ロッドの調子の種類です。

  1. 乗せ調子(胴調子、レギュラーテーパー)
  2. 掛け調子(先調子、ファストテーパー)

ロッドの「調子」とは、曲がり方のバランスを表す言葉です。どの部分から曲がるかによって、操作性やアタリの取りやすさが変わります。イカメタルでは主に「掛け調子」と「乗せ調子」の2タイプが存在します。(メーカーによって表現が異なります。)

1. 乗せ調子(胴調子、レギュラーテーパー)

  • 特徴:ロッド全体がスムーズに曲がる設計で、ティップ〜バットまで柔らかめ。
  • メリット:違和感なくイカに抱かせることができ、自然にフッキングが決まる。
  • 向いている人:初心者や、ゆったりとした釣りを楽しみたい方に最適。

2. 掛け調子(先調子、ファストテーパー)

  • 特徴:ロッドの先端(ティップ)だけがよく曲がり、バットはしっかり残る。
  • メリット:アタリを明確に感じられ、素早いフッキング(掛け)が可能。
  • 向いている人:オモリグの釣り、積極的にアワセて釣るスタイルを好む中・上級者。

一般的にはアタリを逃しにくく扱いやすい「乗せ調子(胴調子、レギュラーテーパー)」の竿が人気なので、初心者でメタルリグで釣りをしたい方は、乗せ調子がおすすめです。

4.イカメタルのロッドの長さ

 5フィート台のショートロッドもありますが、一般的に6.5〜7.0フィートが扱いやすく人気です。

イカメタルロッドの選び方まとめ

まとめるとおすすめなのは、選び方は以下の通り。

■メタルリグ
イカメタル用、乗せ調子のベイトロッド(6.5〜7.0フィート)

■オモリグ
オモリグ用、掛け調子のスピニングロッド(6.5〜7.0フィート)

※この記事では、イカメタル(メタルリグ)に特化したロッドのみをご紹介しています。オモリグに関しては、専用ロッドの特徴や選び方を詳しく解説した別記事をご用意していますので、興味のある方はぜひそちらもチェックしてみてください。

オモリグの記事は、今後まとめます。m(_ _)m

【2025年最新版】おすすめのイカメタルロッド10選

【2025年最新版】おすすめのイカメタルロッド10選

もくじ

  1. エメラルダス X イカメタル 65ULB-S
  2. エメラルダス AIR イカメタル N65LB-S
  3. エメラルダス MX イカメタル N65LB-S・W
  4. セフィア BB メタルスッテ F-B667ML-S
  5. セフィア XR メタルスッテ B66MH-S/F
  6. セフィア SS メタルスッテ F-B66M-S
  7. バトルウィップ IM 69B(ヤマガブランクス)
  8. メタルゾン SSD C66M/SL(テイルウォーク)
  9. ソードティップマスター C611 NIMC-611M-ST(エバーグリーン)
  10. ソルパラ SPXJ-B662MNS/ST(メジャークラフト)

先に言っておくと、迷う方はコストパーフォーマンスに優れた「ダイワ・シマノ」のロッドがおすすめです。

1. 21エメラルダス X イカメタル 65ULB-S

1. 21エメラルダス X イカメタル

出典:ダイワ

全長 6.5ft
調子 乗せ
リール ベイト
ピース 2
重さ 82g
スッテサイズ 5~25号
適合PEライン 0.4~1.0号

ダイワのエメラルダスシリーズの1本。エントリーモデルながら基本性能がしっかり抑えられている為、非常にコストパーフォーマンスに優れてます。

エメラルダスシリーズ(DAIWA)とは?

ダイワの「エメラルダス」シリーズは、イカ釣り専用に設計された高性能ロッド・リールの総合ブランドです。イカメタルやエギングといった多彩なスタイルに対応する豊富なラインナップが特徴で、初心者から上級者まで幅広いニーズに応えます。
 
中でもイカメタル対応モデルには、感度や操作性、軽量性を重視したブランクス設計や、アタリを明確に伝えるAGS(エアガイドシステム)搭載モデルもあり、繊細な誘いや掛けのタイミングを逃しません。コスパ重視の「X」、バランス重視の「MX」、軽量高感度を追求した「AIR」、ハイエンドの「EX」など、グレードごとの選びやすさも人気の理由です。

取り敢えず、安くていい物を探している方におすすめです。

2. 23エメラルダス AIR イカメタル N65LB-S

2. 23エメラルダス AIR イカメタル

出典:ダイワ

全長 6.5ft
調子 乗せ
リール ベイト
ピース 2
重さ 71g
スッテサイズ 8~30号
適合PEライン 0.4~1.0号

ダイワのエメラルダスシリーズの1本。超軽量かつ操作性の高い中・上級者向けロッド。AGSガイド搭載で感度も抜群。

とても軽いので、感度を重視する方におすすめです。
私も愛用しています。

3. エメラルダス MX イカメタル N65LB-S・W

3. エメラルダス MX イカメタル

出典:ダイワ

全長 6.5ft
調子 乗せ
リール ベイト / スピニング
ピース 2
重さ 80g
スッテサイズ 8~30号
適合PEライン 0.4~1.0号

ダイワのエメラルダスシリーズのXより上のグレードの1本。イカメタルに必要な性能を詰め込んだベーシックなモデル

シチュエーションを問わず対応できる1本です。

これから本格的に始めていきたい方におすすめなロッドです。

4. 23セフィアBB メタルスッテ F-B667ML-S

4. 23セフィアBB メタルスッテ

出典:シマノ

全長 6.5ft
調子 乗せ
リール ベイト
ピース 2
重さ 94g
スッテサイズ 5~20号
適合PEライン 0.4~1.0号

コスパに優れたシマノの人気シリーズ。扱いやすさ抜群。

シマノのセフィアシリーズの1本。エントリーモデルですが、流石は国内最大手メーカー、抜かりない仕上がりです。

セフィアシリーズ(SHIMANO)とは?

シマノの「セフィア」シリーズは、イカ釣り専用に開発された高性能ロッド・リールのラインで、特にエギングやイカメタルなどに特化しています。シリーズ全体を通して「感度」「軽さ」「操作性」に優れた設計がされており、わずかなアタリを確実に捉えられるのが大きな魅力です。
 
イカメタル対応モデルでは、「BB」「SS」「XR」「リミテッド」といった異なるグレードが用意されており、初心者から上級者までレベルや予算に応じて選べます。例えば、「BB」はエントリーモデルとしてコスパに優れ、「XR」は最先端のブランクス設計と高感度ティップで攻めの釣りを可能にします。
 
実釣に即した実用性と、釣果を追求する性能を両立したセフィアシリーズは、イカメタルゲームを本格的に楽しみたいすべてのアングラーにおすすめです。

安くていい物を探している方におすすめです。

5. 22セフィアXR メタルスッテ B66MH-S/F

全長 6.5ft
調子 乗せ(レギュラーテーパー)
リール ベイト
ピース 2
重さ 93g
スッテサイズ 10~30号
適合PEライン 0.4~1.0号

コンセプトムービー:【22SS新製品 メタルスッテ】セフィア イカメタル関連新製品 / 富所潤【シマノオンラインフィッシングショー】

シマノのセフィアシリーズの1本。パワーがあり、潮の流れが早いエリアや深場、大型イカにも対応したモデルです。

どんなエリアもこの1本で攻略していきたい方におすすめです。

6. 24セフィアSS メタルスッテ F-B66M-S

6.24セフィアSS メタルスッテ

出典:シマノ

全長 6.5ft
調子 乗せ
リール ベイト
ピース 2
重さ 95g
スッテサイズ 8~25号
適合PEライン 0.4~1.0号

2024年メタルスッテゲーム新製品×富所潤 in 韓国【セフィアSSメタルスッテ・スイスイスティック】

シマノのセフィアシリーズのBBより1つグレードを上げた1本。感度と張りを両立したハイスペックロッド。中級者向け。
全国のフィールドに対応できる1本で扱い易く、女性にもおすすめです。

7. バトルウィップ IM 69B(ヤマガブランクス)

7.バトルウィップ IM

出典:ヤマガブランクス

全長 6.5ft
調子 乗せ
リール ベイト
ピース 2
重さ 100g
スッテサイズ MAX30号
適合PEライン 0.4~0.8号

繊細なティップと操作性の高さで人気の1本。自分から操作して掛けにいく「攻め」のモデル。
上級者を目指す方にこそ使ってほしい、こだわりの1本です。

8. メタルゾンSSD C66M/SL(テイルウォーク)

8. メタルゾンSSD C66M-SL

出典:テイルウォーク

全長 6.5ft
調子 乗せ
リール ベイト
ピース 2
重さ 91g
スッテサイズ 5~25号
適合PEライン MAX0.8号

浅場から深場まで幅広く使える1本。初心者〜中級者におすすめ。

9. ソードティップマスター C611 NIMC-611M-ST(エバーグリーン)

9.ソードティップマスター C611

出典:エバーグリーン

全長 6.5ft
調子 掛け
リール ベイト
ピース 2
重さ 109g
スッテサイズ 8~40号
適合PEライン 0.5~1.0号

精密な掛け調子設計で、繊細なアタリも逃さない本格モデル。メリハリの効いた操作感でイカを狙う。

上級者や高みを目指す方におすすめの1本です。

10. ソルパラ イカメタル SPXJ-B662MNS/ST(メジャークラフト)

10.ソルパラ SPXJ-B662MNS ST

出典:メジャークラフト

全長 6.6ft
調子 乗せ
リール ベイト
ピース 2
重さ 109g
スッテサイズ 10~20号
適合PEライン 0.4~1.0号

エントリーモデルながら性能十分。初めての一本にぴったり。

低価格ながらも、糸絡みを少なくするスパイラルガイド設計で初めての方も安心して使える1本です。

これから始める方で、とにかく価格を抑えたい方におすすめです。

よくある質問|イカメタルロッド選びの疑問を解決!

よくある質問|イカメタルロッド選びの疑問を解決!

Q. 初心者でもイカメタルロッドは必要ですか?

A. 専用ロッドを使うことでアタリが取りやすく、釣果に差が出ます。初心者ほど専用ロッドの恩恵を受けやすいです。続けていくつもりであれば、専用品を購入しましょう。

Q. スピニングとベイト、どちらがいいですか?

A. 基本はカウンター付きベイトリールを使う為ベイトタックルが主流ですが、スピニングリールでも対応可能です。オモリグメインや併用で使いたい場合は、スピニングも選択肢になります。

Q. 高いロッドと安いロッドの違いは?

A. 感度や軽さ、ブランクスの性能が大きく異なります。予算に応じて、最初はミドルクラスから始めるのもおすすめです。

まとめ

イカメタルロッド記事のまとめのしメージ画像

という訳でイカメタルロッドの選び方と2025年最新版のおすすめイカメタルロッド10選を紹介しました。

どのモデルもそれぞれに特徴があり、釣りのスタイルや経験レベルによって最適な1本は異なります。初心者の方は、コスパや扱いやすさを重視したモデルを選び、慣れてきたらより高感度・高性能なロッドにステップアップするのがおすすめです。

自分に合ったイカメタルロッドを選べば、釣果だけでなく釣り自体の楽しさも格段にアップします。この記事を参考に、ぜひあなたにぴったりの1本を見つけてください。

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