【レビュー】20エクスセンスBBを徹底インプレ【初心者〜中級者向け】
今回はシマノのリール「20エクスセンスBB」について、使った感想(良い点・悪い点)をお伝えしていきます。
エクスセンスBBの購入を検討してる方は、是非記事をご覧ください。
本記事をおすすめする人
- 20エクスセンスBBのスペックを知りたい方
- 20エクスセンスBB使用者の感想を知りたい方
- 20エクスセンスBBの購入を検討している方
上記のような方の参考になれば幸いです。
本記事の信頼性
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2021年は、100匹程シーバスを釣ることができました。
現在はYouTubeチャンネル「うおキング」にて動画発信をしつつ、サーフから船釣りまで様々な釣りを楽しんでいます。
発売当初からシーバスのメインリールとして、20エクスセンスBBを愛用しており、現在まで様々な魚を釣ることができました。
そんな私が今回、2年以上エクスセンスBBを使ってきた感想を皆さんにお伝えして行きたいと思います。
それでは、見て行きましょう!!
20エクスセンスBBのスペック
20エクスセンスBBのスペックは、画像の通り。
巻き感に関わる、ベアリング数は「5個」となっています。
近代リールにしては若干重ためかもですが、釣果に全く影響はないレベルだと思います。
そもそもBBとは?
エクスセンスBBの「BB」とは、BloodBrother(兄弟)の略で、上位機種のモデルを簡略化した廉価版のリールってことです。
ベース機種のグレードを落とすことで、価格を下げているということですね。
エクスセンスBBは「エクスセンス」の廉価版で、主にベアリングの数や素材のグレードが大きく異なります。因みに21エクスセンスのベアリング数は「11個」です。
自身も使っていますが、とてもいいリールだと思います。
21エクスセンスのインプレッションが気になる方は、こちら。
» 【レビュー】21エクセンスを徹底インプレ(結論:おすすめです)
とは言え、高いので手が出にくいのも事実。
しかし、廉価版のエクスセンスBBの価格はお手頃で、公式ページの本体価格20,000円弱となっていますが、実売価格は15,000円を切ります。
上位機種と比べると、非常に手を出しやすい価格帯だと思います。
ランナップ
サイズ展開は、こちら。
シーバスなど、ルアーフィッシングで使いやすい番手に絞ったラインナップとなっています。
特徴
20エクスセンスBBの特徴を見て行きましょう。
コンセプト
シマノの公式サイトによると、20エクスセンスBBのコンセプトは下記の通り。
最先端の防水性能でタフに挑め
シマノが誇る鉄壁の防水構造「Xプロテクト」をBBシリーズを初めて搭載した20エクスセンスBB。そして、硬く、粘り強いギア「HAGANEギア」を搭載したことで、耐久力と滑らかな巻き心地を実現した。
14エクスセンスBBとのスペック比較
重さも若干ですが、軽くなったみたいですね。
おすすめの使い方
おすすめの使い方は、シーバスゲーム。
シーバスゲームに必要な性能(レスポンス、防水性能、タフさ)を兼ね備えており、これからシーバス釣りを始める方やルアーフィッシングを楽しみたい方には、特におすすめのリールとなっています。
インプレッション
私が実際に使ってきた感想をまとめました。
因みに、私はシーバス釣りでメインに使用するので、「3000MHG」を使用しています。
使ってみた感想
まずは、良かった点。
良かった点
- 感度がいい感じ。
- デザインがエクスセンスっぽくて、かっこいい。
- コスパいい。
- シーバスならこれで十分かな!!
この価格帯では、とても使いやすいリールだと思いました。
今でもシーバス釣りで、バリバリ活躍してくれています。
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続いて、悪い点も正直に書いていきます。
悪かった点
- 1年以上使うとドラグがへたる?カチカチ音が弱くなる。
- ドラグワッシャーがすぐにケバケバになる。これは防水性能に問題ありなのかも?
- 1年経って、ラインローラーが回らなくなった。
- 若干、ハンドルにカタツキがあるように感じる。
上記のように低価格帯であるが故に、長期的に使っていくと、「あれ?」と感じてしまう点も存在します。
しかし、しっかりメンテナンスをして行けば不具合も減らせますし、治すことでできます。
ラインローラーは、ベアリングを交換したら治りました。笑
ドラグワッシャーもお近くの釣具屋さんでシマノ純正の物を発注していただくことができます。
メインフィールドの名古屋港が汚すぎるのかな?(泣)
環境が悪くなければ、もう少し不具合も減ると思います。
それでも、2年以上経った今でも沢山の釣果に貢献してくれてます。
他のリールとの比較
購入に迷うあなたの為に、他のリールとの比較データを用意しました。
結局比べてみないと、どのリールがいいか分らないですよね。笑
今回は、同じ価格帯の「シマノ:21アルテグラ」、「ダイワ:21フリームス」この2つを比べてみます。
一般的にシーバスで使われやすい番手で比較しました。
品名 | 品番 | ギア比 | 自重 (g) | PE糸巻量(号-m) | ベアリング数 BB/ローラー | 本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
20エクスセンスBB | 3000MHG | 5.8 | 250 | 1-190,1.2-150,1.5-120 | 5/1 | 20,600円 |
21アルテグラ | C3000HG | 6.0 | 195 | 1-400,1.5-270,2-200 | 5/1 | 17,800円 |
21フリームス | LT3000-CXH | 6.2 | 210 | 1-400,1.5-270,2-200 | 5/1 | 18,000円 |
※スクロールできます
比較してみたものの、全く同じ番手がない為、ちょい分かりづらいですね。
実売価格では、21アルテグラより、20エクスセンスBBの方が安価みたいです。
アルテグラは、2021年にモデルチェンジした際に、「マイクロモジュールギアⅡ 、ロングストロークスプール、サイレントドライブ」が搭載されました。
これによって巻き、キャスト、耐久性といった基本性能が向上したみたいです。
こちらも、コスパ良さそうですが僕的にはあまりデザインが好きじゃない。笑
そして、糸巻き量が多いのでルアーフィッシングで使おうとするとかなり下巻きが必要になります。これは、フリームスも一緒。
その点、ルアーフィッシングに特化した20エクスセンスBBなら不要です。
また、エクスセンスに似たつや消しブラックのデザインがカッコいい。
とは言え、21アルテグラや21フリームスも悪くないと思うので、最後は一番気になるものを購入で問題ないと思います。
自身は、シマノのロッド「18ディアルーナ」に合わせて使用しています。タックルバランスが丁度いい。
18ディアルーアのインプレッションが気になる方は、こちら。
» 【レビュー】18ディアルーナを徹底インプレ【結論:コスパ最強】
合わないと感じたら
使ってみて合わないと感じたとしても、コロナ渦で、釣り具の需要が増えた今、フリマサイトや釣具屋さんで高く買い取ってもらえる場合も多いです。
気になったら、取り敢えず使ってみようでもいいと思います。
実際使ってみないと分らないことも多いですからね。
ターゲットに合わせて、おすすめの番手貼っておきます。
シーバスゲーム
自身もシーバスゲーム使っている番手です。
サーフゲーム
サーフゲームなら、よりパワーのあるこちらのモデル。
という訳で今回は、以上です。
気になった方は、是非「20エクスセンスBB」を使ってみてくださいね。