Written by あっきー

【簡単】ウェーダーに空いた穴の修理方法(おすすめ接着剤と直し方を解説)

解説 釣具

ウェーダーに傷が入り、ウェーディング中に水が侵入してしまう。

今回はそんなウェーダーに穴が空いてしまった際の補修方法をご紹介します!

ウェーダーに穴が空いてしまった方は、是非本記事を見て修理してみてください。

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本記事の執筆者

あっきー
– 執筆者 –
記事を書いている私は、愛知県在住で釣り歴15年ほど。愛知県全域がメインフィールドで、当ブログやYouTubeチャンネル「うおキング」にて発信をしつつ、ルアーからエサ釣りまで様々な釣りを楽しんでいます。
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ウェーダー修理前にチェックすること

ウェーダー修理前にチェックすること

修理前に確認することが4つあります。

  • 初期不良
  • 思い当たるキズの位置
  • メーカーの保証期間
  • 使用期間

詳しく解説します。

初期不良

購入後1回目の使用時などに浸水が発生した場合、初期不良の可能性があります。

購入店に問い合わせを行い、無償修理または交換対応してもらいましょう。

思い当たるキズの位置

ウェーダー修理で厄介なのが「浸水している場所が分からない」こと。

転んでしまった時の引っかきキズなど原因がはっきりしていれば問題ありませんが、分からない場合は浸水箇所を特定する必要があります。

まずは、乾いた状態でブース周りの生地が薄く擦れやすい部分から目視確認していきましょう。

ウェーダーの確認画像
怪しい部分があれば油性ペンで印を付けておくと、後の「水を入れた確認」が楽になります。

メーカーの保証期間

購入してから1年以内の場合、メーカーが無償で修理又は、安く修理してくれる場合があります。

少し時間が掛かってもしっかり直したい方は、メーカーに送るのも1つの手として考えましょう。

使用期間

購入してから3年以上経過している場合、経年劣化の疑いがあります。

3年以上経過している場合は、修理してもまたすぐに別の部分から浸水してくる可能性が高く、安心して使用することができません。

この場合は、新しいウェーダーの購入をおすすめします。

最新のおすすめウェーダーは、こちらの記事でご紹介しています。
» 【2024年版】おすすめウェーダー10選(選び方のコツも解説)

ウェーダーに空いた穴の修理方法

ウェーダーに空いた穴の修理方法

ここからは、修理方法を解説していきます。
手順はこちら。

  1. 穴の位置を特定
  2. ウェーダーの乾燥
  3. 修理
  4. 修理具合の確認

1つずつ解説していきます。

手順①:穴の位置を特定

乾いた状態のウェーダーの内部に水を入れます。

水で満たした時に、内部から水が漏れている箇所を確認しましょう。

ウェーダーの沢山水を入れて水圧を高める
キズが軽微である場合、水が出てこない可能性があります。
この場合、沢山水を入れて水圧を高める必要があります。

ウェーダーに空いた穴の修理方法
穴の位置がわかったら水分を拭き取り、油性ペンなどで穴の位置をマークしましょう。

手順②:ウェーダーの乾燥

穴の位置が分かったら、修理の為にウェーダーを乾燥させます。

裏返してベランダなどで外に干した後に、表面を乾燥させる方法が手っ取り早いです。

ただし、長時間乾燥させてしまうと紫外線による劣化や湾曲部の劣化が考えられるので素早く乾燥させていきましょう。

手順③:修理

ウェーダーの修理方法は、キズの大きさによって2つに別けられます。

  1. A. 接着剤で治す方法
  2. B. 当て布でキズを塞ぐ方法

A. 接着剤で治す方法

こちらは簡単です。

必要なのは、専用の接着剤です。

この接着剤で穴を塞ぐだけでOK。

こちらはパテがあるので、こちらで接着剤を伸ばして穴を塞ぎましょう。

小さな穴や1cm程度の傷であればこれで修復可能です。

修理したウェーダーの画像
こちらが上記接着剤で修理したウェーダーの画像です。

黒のウェーダーであれば、目立つことなく修理することができます。

修理したウェーダーのブーツ部の画像
こちらは、ダイワの修理剤でブーツ部を修理した際の画像です。

※クロロプレン素材の場合はこちらを使用します。

B. 当て布でキズを塞ぐ方法

こちらは、当て布をして塞ぐ方法です。

2cm以上の穴や凹凸部の修復には、こちらの手法を実施しましょう。

方法は、自転車のパンク修理に似ています。

当て布に接着剤を塗り、修理部に接着します。

接着後は、重しを置き12時間以上放置しましょう。

手順④:修理具合の確認

修理部の確認は、必ず行いましょう。

いきなり実釣だと、修理が不完全だった場合に危険が及ぶ可能性もありますし、冬場なら凍えてしまいます。

冬場ならお風呂場、それ以外なら近くで、波などがない安全な場所で浸水がないか確認しましょう。

このテストで問題がなければ、修復完了です。

まとめ

今回は、ウェーダーの修理方法を解説しました。

釣りをしていると、牡蠣殻に擦ってしまったり、フックを引っ掛けてしまう可能性もあります。

その度にウェーダーを更新していると、かなり財布が痛むのでうまいこと修理しつつ、長く使っていきましょう。

しかし、修理しても浸水が起きてしまう場合は、安心した釣行の為に買い替えをおすすめします。

という訳で以上です。
釣具を大切にしつつ、釣りを楽しみましょう。