Written by あっきー

【簡単】シリコンスプレーでPEラインの劣化を防ごう(kureで十分)

オススメ 解説 釣具

こんにちは、あっきーです。

今回は「シリコンスプレーでPEラインを長持ちさせる方法」について解説していきたいと思います。

本記事をおすすめする人

  • PEラインにシリコンスプレーをしたことが無い方。
  • PEラインのコーティング用おすすめスプレーが知りたい方。
  • PEラインにスプレーを塗布する手順が知りたい方。

上記の用な方におすすめな記事となっています。

PEラインを巻く手順に関しては、こちらの記事で解説しています。
» 【初心者必見】リールへの下巻き方法を解説(PEを巻く前に見よう)

本記事の執筆者

あっきー
– 執筆者 –
記事を書いている私は、愛知県在住で釣り歴15年ほど。愛知県全域がメインフィールドで、当ブログやYouTubeチャンネル「うおキング」にて発信をしつつ、ルアーからエサ釣りまで様々な釣りを楽しんでいます。
» 釣果はこちら(instagram)

自身の実績や経験を踏まえて解説しています。

それでは、見ていきましょう!!

シリコンスプレーでPEラインの劣化を防ぐ

シリコンスプレーでPEラインの劣化を防ぐ

シリコンスプレーとは?

主に工業用で機械や工具などの潤滑材に使用されるシリコンスプレーですが、その特性から釣りにおいても使用されています。

PEラインに吹きかけることで得られるメリット

  • 水分を弾くので、塩分などが浸透しづらくPEラインが長持ちする。
  • しゅう動性が上がり、ライン放出の抵抗が下がるので飛距離が上がる。
  • ラインに指や物が触れた際の、耐摩耗性の向上。摩擦に若干強くなる。

適切な商品で使用方法を守れば、デメリットはありません。

PEラインに塗布することで得られるメリットが大きいので、必ずシリコンスプレーでラインをコーティングすることをおすすめします

おすすめシリコンスプレー

おすすめシリコンスプレー

おすすめなシリコンスプレーをいくつかご紹介していきます。

バリバス PEにシュッ! 100ml

PEラインだけではなく、ナイロンやフロロカーボンにも使用できる商品です。
釣具屋さんにも売っています。とても認知度が高いメジャー商品です。

シマノ PEラインアクティブスプレー 60ml

釣具メーカー大手のシマノが出している、シリコンスプレーです。メーカー品なので、信頼性が高いです。自身も使用していました。

とてもいい商品ですが、内容量が60mlと少なめです。

呉工業 KUREシリコンスプレー 420ml

見たことある人も多いはず。こちらは工業用に使われることが多いですが、PEラインにもご使用いただけます。むしろ僕、今はこれしか使ってません!!笑

「安い・多い・使いやすい!!」の3点が揃った商品です。
実際に商品用途にも、”釣具”と書かれています。防水効果や延長ノズルついており、シンプルにコスパが一番いいんじゃないかな?と思います。

ご紹介した中で一番安いですが、記事のタイトルにある通りこれで十分です。

シリコンスプレーでPEラインをコーティングするやり方

シリコンスプレーでPEラインをコーティングするやり方
シンプルに上から吹きかければOKですが、ちょっとしたコツや注意点があるので詳しく説明していきます。

手順

  • ①道具の準備
  • ②ラインをよく洗う
  • ③乾燥させる
  • ④ラインにスプレーする
  • ⑤余分な液を拭き取る
  • ⑥浸透するのを待つ

1つずつ解説していきます。

①道具の準備

準備する道具は、「シリコンスプレー・リール・タオル」だけです。

場所に関しては、室内より屋外がいいです。理由は、シリコンスプレーを吸引すると有害であり、床や家具に付くとヌルヌルするからです。また、引火性が有るため、火気があるような場所では絶対に使用しないでください。

どうしても室内で行う場合は、風通しが良く液を洗い流しやすい「脱衣所の洗面台」がおすすめです。(よく換気してください)

②ラインをよく洗う

PEラインを洗っている画像
新品の場合は不要ですが、実釣で使用したことがあるラインなら今一度よく洗ってから行いましょう。

新品のPEラインにシリコンスプレーを掛ける画像
また、新品にスプレーする場合は、予めリールにラインを巻く前に一度ラインに塗布して浸透させておくと、長いラインにムラなくシリコンを塗布することができます。(こうする場合は、浸透時間1時間ほど待ちましょう。)

200mのPEラインが巻かれているリールにスプレーしても、せいぜい上側100mしかスプレーが塗布されないので覚えておくといいです。

③乾燥させる

洗って濡れたままの状態だと水分を弾きラインにコーティングされないので、しっかり乾燥させましょう。

2時間ほど乾燥させるのが、目安です。

④ラインにスプレーする

PEラインにシリコンスプレーを塗布している画像
ノズルをつけてラインに塗布していきましょう。

全体にムラなく浸透させましょう。この時、リールの駆動部(ベール・ドラグ・ハンドルなど)に液がつかないように細心の注意を払いましょう。付着した場合、表示が溶けたりリールの駆動に影響することがあります。

⑤余分な液を拭き取る

スプールに付着したシリコンスプレーをタオルで取っている画像
スプールについた液など、余分な液をタオルで拭き取りましょう。

⑥浸透するのを待つ

液が浸透するのを待ちます。
目安は、1時間です。

シリコンスプレーが塗布されたPEラインの画像
1時間以上経ったら、完了です。

以上がPEラインにシリコンスプレーを塗布する手順になります。

スプレーするタイミング

シリコンスプレーを塗布するタイミングは、釣り3回に対して、1回やればOKです。

3回釣りに行ったらラインをしっかり洗い、シリコンスプレーを塗布しましょう。

今までシリコンスプレーをしてこなかった方は、実際にやるとラインの持ちや飛距離アップに驚くんじゃないかな?と思っています。笑

という訳で今回は以上です。
是非、この機会にシリコンスプレーを試してみましょう!!