Written by あっきー

【初心者必見】キスの釣り方(必要な仕掛けとコツをまとめました)

オススメ 解説 釣具

こんにちは、あっきーです。
釣りと自然を愛しています。

今回は、夏のエサ釣りの代名詞「シロギス」の釣り方を解説していきます。

釣り初心者の方でも簡単に釣れて、食べて美味しい魚なので、記事を読んでキスを釣りに行きましょう!!

本記事の信頼性

あっきー
– 執筆者 –
記事を書いている私は、愛知県在住で釣り歴15年ほど。愛知県全域がメインフィールドで、現在はYouTubeチャンネル「うおキング」にて動画発信をしつつ、サーフから船釣りまで様々な釣りを楽しんでいます。
釣果はこちら(» instagram)

そんな私が今回、新たにキス釣りを始めたい方向けに、キス釣りに必要な仕掛けやキスを狙う際のコツを解説していきます。

それでは、見て行きましょう!

もくじ

キスの釣り方

キスの釣り方の画像

キス釣りに必要な仕掛けから、キスが釣れる「時期や場所」、「キス釣りのコツ」についてまとめました。

必要な仕掛け

キス仕掛けの画像
仕掛けは、画像のようなものを使用します。
下記で解説しています。

使う釣具のうち「必須のもの」と、「あると便利なもの」を一覧にまとめました。

必須

  • ロッド(竿)/2.5m〜4m
  • リール/2000番〜4000番
  • 糸/ナイロン3号〜4号、PE0.8〜1号
  • スナップ/#0,#1
  • おもり/ジェット天秤 6号〜12号
  • 針/キス針 4号から8号
  • エサ/青イソメ,石ゴカイ

あると便利

  • 三脚
  • 水汲みバケツ
  • 針外し
  • 魚つかみ

1つずつ詳しくご紹介していきます。

ロッド(竿)

使用するロッドは、約3m〜4mの投げ釣り用の柔らかめの竿

堤防から釣る場合は、さほど飛距離が必要ではない為、収納ができるちょい投げ用の竿で全然OK

サーフ(砂浜)から釣りをする場合、飛距離が必要な為、長くて、投げられるおもり(おもり負荷)が重い竿がいいです。(20~30号程度、超遠投する場合は30~35号程度)

こういった竿のメリットとして、他のエサ釣り(うなぎ、泳がせ釣り)などで使用できます。いろいろやりたい方は、こちらがいいでしょう。

しかしながら、キャストに慣れが必要な為、これから本格的にキス釣りをしたい方か、ある程度釣りに慣れてる方におすすめします。

リール

リールは、ちょい投げならなんでもOKです。
初心者の方は、糸が巻いてある2000番〜3000番のリールを選ぶのが手間がなくていいでしょう。

サーフや他の釣りでも使いたい方は、遠投性能のいい4000番のリールを使いましょう。本格的に始めたい方におすすめです。

ライン(糸)

ラインは、ナイロンかフロロの3号前後がおすすめ。

もう1つ、ルアーフィッシングでメジャーな「PEライン」があります。
このPEラインは感度と強度がいいですが、スレに弱く、先端にリーダーと呼ばれる別のラインを結ばなければならない為、初心者の方には不向きです。

スナップ

スナップは、リールに巻かれたラインと仕掛けを繋ぐ為に使用します。
このスナップがあることによって、手返しよく仕掛けを交換することができます。

ラインとスナップの結び方は、「漁師結び」をします。

参考;完全結び(漁師結び)

簡単で他の場面でも使うので、覚えておきましょう。

おもり

おもりは、ジェット天秤 6号〜12号を使用します。
仕掛けが絡みづらく、飛距離が出やすい為、投げ釣りによく使用されます。

軽いほど、飛距離が下がるが感度が高くなる為、必要な飛距離に合わせて使用します。
迷ったら「8号」でOK。

サーフなら「12号」を使おう。

針は、キス針の「4号から8号」を使用します。基本的には中間の6号で問題ないですが、釣れる魚が小さく、アタリがあるが釣れない時は、状況に合わせて針を小さくしたり、大きくしたりします。(数字が大きいほど、針も大きくなります。)

また、ハリス(針についてる糸)は、1号でOKです。基本的にサイズに合ったハリスが付いているので、ここは気にしなくても大丈夫。

針が2つ付いた、2連仕掛けが一般的です。

エサ

エサは、定番の「青イソメ」か「石ゴカイ」を使います。どちらでも釣れますが、青イソメの方がでかい為、大きいキスを狙うなら青イソメ。とにかく釣りたいなら石ゴカイ。

釣り具屋さんで購入する際に、「この時期で○○(場所)でキスを狙うなら、どのエサがいいですか?」と聞くのがいいと思います。

エサは、1匹まるまるだと大きい為、「1/3」か「1/2程度」に千切って使用します。

エサの付け方の画像
付け方は画像の通りで、針に添わせるように付け、針先を少し出します。

あると便利

ここからあると便利なものをご紹介します。

三脚

三脚は竿を置いておく際に必要で、複数の竿を出して釣りをする際にあると便利です。

バケツ

水がくめるヒモ付きの物を使用します。
魚を生かしておくことができます。

針外し

キスはエサを吸い込むようにして食べる為、針を飲み込んでしまうことも多いです。
その際に、この針外しをラインに引っ掛けてから入れ、口の中の針を外します。

魚つかみ

魚を掴む際に、手を汚さずに済みます。
意図せず毒のある魚が釣れてしまう場合もあるので、あると安心です。

ダイソーにも売ってます。こちらの記事で解説しています。
» 【ダイソー】100均の魚つかみをご紹介(結論:これで十分です、比較もあり)

キスが釣れる時期

キス釣りのシーズンは、5月〜9月くらいまで。中でも、水温が上がり始める6月〜7月がキスの産卵期であり、一番活性が上がります。

それ以外の時期でも釣れないことはないですが、深場に潜ってしまう為、遠投が必要で初心者向きではありません。

とにかくキスを狙うなら、夏の暑い時期がおすすめ!!

キスが釣れる場所

キスが釣れる場所は、海水で砂地の場所。砂浜(サーフ)や堤防などがポイントになります。

砂浜(サーフ)


根がかりが少なく、遠投で数が狙えるのが特徴。

本気で数を狙いたい方は、5連針を遠投し一気に釣るのもあり。
波がある為、天候には要注意。

漁港


波が穏やかで、足場がいいのが特徴。ハゼも一緒に釣れることが多い。

初心者にはおすすめですが、人気のポイントだと人が多く遠投には不向き。ちょい投げで楽しもう。

堤防

堤防の画像
潮通しがよく、水深があるのが特徴。釣れたキスを泳がせて他の魚も狙えるかも!?

初心者におすすめ。水深や流れがある為、柵が整備されてないポイントなどではライフジャケットを着用しよう。

補足

漁港や堤防では”サビキ釣り”も楽しめるので合わせて知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。
» サビキ釣りの仕掛けとコツ・必要な道具まとめ(初心者でも簡単です)

キスを狙う際のコツ

キスを狙う際のコツをまとめました。

釣りで重要な潮回りやキス釣りにいい天候なども記載していますので、釣果アップには必読です。

潮回り

キス釣りにおすすめな潮
狙い目はやはり潮の満ち引きが激しい大潮。
潮が動き始めた時や、潮の流れがゆるくなってきたときがいい。

時間

・朝マズメ(日の出の時間)~AM8時頃までが朝の時合い。
・夕マズメ(日没前の時間)~日没までの時合いも抑えておきましょう!!

特に「朝マズメ」の方がおすすめです。

天候

良く晴れた日がいいでしょう。

くもりでも全く問題ないですが、雨が降ると水温に影響がある為、活性が落ちてしまうことも。雨の日や大雨の翌日は、なるべく避けよう。

誘い

投げて放置でも釣れますが、時計の秒針くらいの速度で巻いてくると幅広く探ることができます。

「遠くに投げてゆっくり巻く」を意識しよう。

キス釣りの参考動画

実際に僕がキスを釣っている動画があるので、参考にどうぞ。

参考;【知多半島釣り】五目釣り達成!?りんくうでエサやルアーで狙って行く!!

このように簡単に釣れるので、是非狙ってみましょう!!

というわけで以上です。
是非「夏のキス釣り」をお楽しみください!!